「家が古くなってきた」「子どもが独立して、夫婦で住むには広すぎる」「駅に近く、買い物が便利な場所がいい」「病院やケア施設の近くがいい」「バリアフリー住宅に住み替えたい」…etc。さまざな理由で、「戸建て」から「マンション」への住み替えを希望する方が増えています。では実際には、どんなメリットがあるのか?いくつかのポイントに分けて解説します。
子育てファミリーにとって、広い庭付きの戸建ては憧れです。でも、シニア世代になると多くの方が庭や外構の手入れに大きな負担を感じるようです。真夏の炎天下での草取りや、冬の落ち葉拾いなど美しい住まいを維持するためには手間のかかる作業が必要です。その点マンションの場合は、エントランスや外構など共用部の清掃は管理会社がおこなってくれるため、草取りやお掃除は不要です。
玄関に段差があったり、洗面や浴室などの水まわりスペースに大きな段差があったり、2階へ上がる階段が急こう配だったり。戸建てには「段差」が多く見られ、これが「家庭内事故」につながる原因になります。マンションでは、エントランスや水まわりもバリアフリーの設計になっていることが多く、車椅子を利用するお年寄りの方も安心して暮らすことができます。
冬に実感するのが「住まいの断熱性」の違い。戸建ての場合は、天井・壁・床のすべてが外気に接することになるため熱が逃げやすいですが、マンションの場合は外気に接する面が少なく、断熱性や保温性が高くなります。また、木造戸建ての法定耐用年数は22年、鉄筋コンクリート造マンションの法定耐用年数は47年と言われ、耐久性も大きなメリットです。
戸建てにセキュリティシステムを導入する場合、毎月けっこうなランニングコストがかかります。マンションの場合、全世帯で管理費として負担するため、少ないコストで先進のセキュリティシステムを導入可能。旅行・出張・入院など長期不在の時も「我が家を見守ってもらえる安心感」があります。万が一の時も管理会社が対応してくれるため安心です。
マンションでは、資産としての物件価値をより長く維持するために、定期的な清掃や修繕など、建物内の管理を継続する必要があります。その管理のために「管理費」「修繕積立金」として毎月の固定費が発生します。また、戸建てのメンテナンスは自主管理となるため修繕サイクルは自分で決めることができますが、マンションでは管理組合が定めたスケジュールに合わせて大規模修繕等が実施されます。なお、管理組合を運営する役員は輪番制で割り当てられることが多く、数年に一度のペースで必ず担当がまわってきます。
マンションでは管理規約によって入居者の生活マナーが定められています。例えば「早朝・深夜には大きな音を出さないこと」といった一般的なマナーに加え、「玄関ドアは(防犯の観点から)開けっ放しにしないこと」「玄関の前にゴミを出しっぱなしにしないこと」「バルコニーでバーベキュー等火気の使用をおこなわないこと」など、戸建てでは許される行為もマンションではマナー違反となる場合があります。ちょっとしたマナー違反が近隣住戸からのクレームにつながるので、入居前に管理規約の禁止事項をチェックしておきましょう。
戸建ての売却によって得た資金をマンションの購入費用の一部に充てることを想定している場合、まずは売却を先行させることが大切です。通常、戸建ての売却には時間がかかることが多く、成約に要する平均期間は10~12カ月と言われているため、スケジュールに余裕を持って計画を立てる事をおすすめします。なお、スピーディな売却を望むのであれば「中古不動産売却に実績があり、その地域に強い仲介会社を選ぶこと」「中古物件の価格相場を把握して適正な売値を提示すること」が大切です。
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