長く暮らす視点で考えると…タワーマンションって実際どうなの?

ステータス性などイメージが先行しているタワーマンション。
長く暮らすという視点で見たとき、
中高層マンションと比べて実際はどうなのでしょう。
いざ暮らしてからデメリットばかりが目についてしまい、
短期間で引っ越ししてしまわないよう、
しっかりチェックしましょう!

要CHECK!!【1】

遮るものがなく、
眺望がいい。

でも、
直射日光で暑い!

タワーマンションの高層階は、景色を楽しめるように窓が大きく開いていることがメリットである一方で、周りに遮るものがないことから、日光が部屋の中に直接当たるため室内がとても暑くなるというデメリットもあると言います。

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その他にこんなことも

  • ◎大きな窓が魅力だけど、窓が開けられない。
  • ◎ベランダで、洗濯物が干せない。
  • ◎そもそもベランダがない。

要CHECK!!【2】

共用施設が、
充実している。

でも、
管理費が高額に!

タワーマンションは、共用施設が充実している反面、予約が取りにくいことが多く、また高額な管理費や修繕積立金がかかります。中高層マンションの掃除やメンテナンスとは、設備や難易度が異なるため、通常よりも高い費用が必要となり、高額な管理費の発生は避けては通れません。

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その他にこんなことも

  • ◎タワーマンションの大規模改修は
    これまでほとんど行われておらず、
    修繕にどれくらいかかるか未知数。
  • ◎築年数の経過とともに
    修繕積立金が上昇することがある。
  • ◎修繕積立金が足りなくなった場合、
    修繕費の一時金徴収が発生することがある。

要CHECK!!【3】

高層階という
ステータスがある。

でも、
EVがなかなか来ない!

まず多くの人が実感するのがエレベーターにおける不便さではないでしょうか。タワーマンションは戸数が多いので、朝は通勤のために外出する人が一斉にエレベーターに乗ります。その結果、下層階の人はなかなかエレベーターに乗れないということもあります。

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その他にこんなことも

  • ◎宅配ボックスやゴミ捨てのために
    1階まで下りるのが面倒。
  • ◎インターネットの電波が弱い。
  • ◎低層階、高層階、投資目的など
    さまざまな人が存在し、
    住民の合意形成が難しい。

要CHECK!!【4】

耐震・免震・
制震構造である。

でも、
災害に弱い一面も!

建物自体は耐震構造基準を満たしているため、災害に強い建物と言えます。免震構造の場合、高層階の振れ幅が大きくなり、また地震の影響で電気が止まってしまうとエレベーターの利用ができなくなってしまうので外に避難するのにも一苦労です。

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その他にこんなことも

  • ◎特に高層階の場合、揺れに敏感な方は
    強風だけで揺れている感覚を
    覚えることがある。
  • ◎停電などで、エレベーターや上下水道が
    止まってしまうリスクがある。

要CHECK!!【5】

防犯対策がしっかりしてる。

でも、
荷物の受け取りが面倒!

一般的なタワーマンションはオートロックが複数ある分、インターホンに何度も対応しなければいけません。また、エレベーターなどに時間がかかったり、他の部屋を回って来ることもあるので、部屋に来るまでに時間がかかります。

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その他にこんなことも

  • ◎ゴミ捨てのために1階まで下りるのが大変。
  • ◎引っ越しや家具の搬入などが大変。

家族で快適に長く暮らすなら、
中高層マンションという選択も◎。

低層マンション、中高層マンション、タワーマンションにはそれぞれメリット・デメリットがあります。それは、どれが優れていて、どれが劣っているということではありません。ご家族のライフスタイルや志向によって、どのマンションが合っているのかが変わってきます。将来どう暮らしたいのか、何を重視するのかなどを一旦整理したうえで、理想のマンションを検討してみてはいかがでしょうか。